東大寺お米送り
東大寺お米送り
社地区はかつて道守荘(ちもりのしょう)と呼ばれ奈良東大寺の荘園として、東大寺の大仏殿建立や維持費の一部をまかなっていました。当時の道守荘の地図は、いまも正倉院に保管されています。 社北まちづくりではこの社北の歴史を後世に伝えるために、毎年、社北小学校の児童が友情田(学校教育田)の田植えや稲刈りを行って、収穫したお米の一部を東大寺に奉納する事業を行っています。
友情田田植え
令和6年4月25日
友情田稲刈り
令和6年8月21日
4月に植えた苗は緑から黄金色に変わり、刈り取りの時期を迎えました。田んぼの光景は秋の装いなんですが・・・連日の猛暑!!今年は児童の参加は難しく、コンバインで刈り取ることになりました。35度の暑さでも、時折さわやかな風が吹く中での作業。子供たちが植えた苗から、たくさんのお米を収穫することができました。10月に地域の皆さんと東大寺に奉納してきます
東大寺お米奉納
(令和5年10月15日)
毎年、10月15日に開催される東大寺の秋まつりの式典で、社北小学校の子供たちが友情田で育てたお米を奉納します。今年は初代別当(管長)良弁僧正の没後1250年にあたる年で、秋まつりに大祭が開催されました。大仏殿には五色の幕が荘厳し、大仏殿の前庭で御遠忌法要が盛大に執り行われました。10数年ぶりに開催された東大寺の大祭。世界遺産東大寺の歴史的な1日を肌で感じることができ、とても貴重な体験でした。
参加されたみなさん、お疲れさまでした。
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